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ニュース/2021年2月15日

お知らせ

マレーシアの首都クアラルンプールを拠点とするJPIT Solutions Malaysia SDN.BHD.は、ルーマニアリーグ(LIGA3)に所属するACS Progresul Ezeris ユニフォームのメインスポンサーになりました。

私達はACS Progresul Ezerisの現状と挑戦的なビジョンに共感しチームをより高いレベルに導くために来シーズンからオーナーシップに参加することを真剣に検討しています。

私達はACS Progresul Ezerisがより良い方向に進むことができるようにこの協力関係を強化します。

そして、我々が3年以内にリーガ2に昇格するために最善を尽くします。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

JP IT Solutions Malaysia SDN.BHD.

オーナー兼代表取締役

板東隼平

チームについて

ACS Progresul Ezeris(エゼリシュ)は東欧ルーマニア、カラシュ・セヴェリン県の人口1400人ほどの小さな村エゼリシュを拠点とするサッカーチームです。首都ブカレストからは電車で10時間程離れた場所にあります。ルーマニアの全国リーグである3部(リーガ3)に所属しています。

これまでの歩み

2015年、チームオーナであるCristian Sodacaが共同オーナーであるPetru Udreaと共に彼らの地元である人口1400人ほどの小さな村エゼリシュにサッカーチームを作りました。”地元の若者に輝く機会を与え、エゼリシュの希望の星になりたい”そんな思いからエゼリシュ村長Ioan Rusuの力を借りゼロからのスタートを切りました。5部リーグからの出発でした。

チーム創立当時

当時チームはエゼリシュや隣村であるソチェニ出身の選手で構成されていましたが、数年をかけてカラシュ・セヴェリン県内の有力な選手を獲得していきました。

クラブにとって最初の2015-2016シーズン、チームは周りの予想に反し好成績を残します。続く2016-2017シーズンもあと一つのところで4部昇格を逃すほどにチームは急速に成長していきました。

2017-2018シーズンには念願の5部リーグ優勝を果たし、2018‐2019シーズンには監督にAdrian Enasescを迎えリーガ3昇格という大きな目標を掲げました。

2018-2019シーズン

VS Vointa Lupac

翌シーズンの2019-2020シーズンには昨シーズン王者で3連覇を狙う強豪Vointa Lupacなどに勝利し、県リーグ(4部リーグ)を無敗で制覇しリーガ3昇格をかけたプレイオフに進出しました。ここでもエゼリシュの勢いは衰えず、優勝候補のアラド県チャンピオンCS Victoria Zabraniとゴルジュ県チャンピオンStiinta Turceniを倒しクラブ史上初、悲願のリーガ3参戦を決めました。

チーム創設5年での3部昇格は、エゼリシュのような村クラブとしては全国でも類を見ない快挙でした。 

リーガ3昇格の瞬間エゼリシュにとって未知の領域であるリーガ3に臨む2020-2021シーズン、チームは新たな監督にLucian Dobreを迎えました。元選手としてヨーロッパリーグなどを戦った経験豊富な監督と彼のコーチングスタッフをチームに招聘したことはクラブにとって大きな投資であり、リーガ2昇格を現実のものにするという意思表示になりました。

2020年、3部昇格を決めたももの世の中を新型コロナウイルスの脅威が襲いました。ルーマニア国内の情勢悪化、リーグ規模の縮小、無観客での試合開催などの理由により今までエゼリシュを支えてきてくれたスポンサーが撤退していきました。現在残っているのはメインスポンサーである村役場のみとなり、大幅な収入減によりクラブ経営が悪化しております。

コロナ禍以前は、選手やチームスタッフへの給料が支払えないという問題は一度も起きませんでした。しかし、スポンサー撤退により、今ではリーグ戦にかかる運営費や遠征費、数名の選手の給料を支払うのがやっとという状況です。このままでは、既存の選手が他チームに移籍してしまい、大幅な戦力ダウン並びに1シーズンでの4部リーグ降格ということも現実味を帯びてきます。

11月28日現在ルーマニア・リーガ3のクラブのほとんどがプロチームであり、中には過去にヨーロッパの舞台で戦ったような古豪が存在します。4部リーグとは比べ物にならない予算・戦力・経験値を持ったチームとエゼリシュのような出来て間もない村クラブが対等に戦うのは容易ではありません。

VS ASU Politehnica Timisoara環境面でも大きな差があり、私たちには自分たち専用のスタジアムや練習場がありません。他チームは拠点とする街に彼ら自身のスタジアムを持っており、練習やホームゲームの際にスタジアム使用料が発生することはありません。対して私たちは、チームの多くの選手が生活するレシツァという街から車で45分ほど離れたカランセベシュという街のスタジアムで日々の練習と公式戦を行っており、その都度スタジアム使用料や選手達の移動費を支払わなければなりません。 

本拠地 Stadionul Municipal Caransebes毎試合ごとにかかる運営費や遠征費、選手・監督・コーチングスタッフの給料を含めた人件費、新型コロナウイルス対策の一環で義務づけられたPCR検査費用などの出費も4部リーグ当時の5倍程になりました。村役場のみでこの出費全てをまかなうのは容易ではなく、実際にリーガ3昇格を決めたにも関わらず財政的な問題で参戦を断念したチームもありました。

なお、JP IT Solutions Malaysia SDN.BHD.様の会社概要はこちらになります。

JP IT Solutions Malaysia SDN.BHD

Chief Executive Officer & Management Director &Owner

板東隼平 JUMPEI BANDO

資本金 RM1,000,000(約2600万円)

【事業内容】

◆ITソリューション事業

企業向けマイクロソフト365

システム制作

ウェブマーケティング

HP制作

◆貿易事業

医療用ニトリル手袋の貿易

健康食品&化粧品の貿易

◆スポーツ関連事業

ブラジルのプロサッカー選手エージェント会社への投資

マレーシア国内プロレス団体APAC WrestringとMyPW日本マーケット開拓

◆広告代理店業

日本国内店舗広告

アリストトリスト社(蝶野正洋氏)代理店

カテゴリー: football IT Japan Malaysia

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